
T.S.G.gakki
【川越のT.S.G.楽器店】Fender Jazz Bass 70年代ビンテージベースのフレット交換その①「フレット抜き」
更新日:2021年4月19日
ビンテージ品なので一筋縄ではいきません。
こちらのフレットは、長年すり合わせを繰り返し減り減りの状態で
1分山で演奏は不可能でした。
元フレットを引き抜く作業から開始。
指板は、かなり痩せておりガタガタで傷みも酷く、
少しの衝撃で今にも崩れそうな状態。
普通に引き抜く事は不可能ですので、
ハンダごてで十分にフレットを温めてから引き抜きます。
この作業により、指板に熱が伝わり木が柔らかくなり引き抜く事が可能ですが、
そこはビンテージ品。細心の注意を払い木材を傷めないように作業します。